【真冬の味方 ダウン】その秘密、お手入れ、保管方法をご紹介

冬定定番のアウターとして欠かせないファッションのダウンジャケット。


”最高級の普段着” をコンセプトに1969年にスタートした「アスペジ」をご存じでしょうか?


1980年代、それまでアウトドア専用で街着として普及されていなかったダウンウエアーでしたが、「アスペジ」は後のモスキーノの創業者フランコ・モスキーノと共にタウンユース向けのダウンジャケットを開発。

ファッション感度の高い人たちを中心に爆発的にヒットし、ダウンジャケットを街着として定着させました。

意外とタウンウエアーとしてのダウンの歴史はそれほど長くないんです。

 

ダウンの暖かさの秘密

ダウンとは水鳥の羽毛のこと。
ダウンジャケットはそのダウンを中綿のようにして作っています。

ダウンが暖かいのはダウンに含まれる空気が断熱、保温の役目をするからです。
衣服内を暖かく快適にするためには、外からの冷気を断熱し、体温が外に放出されるのを防がなくてはなりません。
ダウンに含まれる空気は「熱伝導率」が他の材質に比べ圧倒的に小さいです。ダウンはふわっとしていてたっぷりの空気を含みますので、外からの冷気を防ぎ体温を外に逃がしにくくなって暖かくなります。


さらに、羽毛は吸放湿性に優れた素材で、衣服内の湿度を調節する機能もあります。化学繊維で作られた綿などもありますが いまだにダウンに代わる保温力を持ったものはできていません。

 

ダウンの種類とダウンとフェザーの違い

ダウンとは水鳥の羽毛のことですが 大きく分けてグース(ガチョウ)とダック(アヒル)があるのをご存じですか?
そしてそれぞれホワイトとシルバーがあります。


一般的にグースダウンの方が高品質で高価なのは、グースの方が体が大きいので採取される羽毛の一つ一つ(ダウンボール)が大きく、含まれる空気量も多くなるから。

 

ダウンとフェザーの違い 

ダウンとは、水鳥の羽根と羽根の間に生えている丸い球状になった羽毛(ダウンボール)のこと。
タンポポの綿毛のような形をしており、羽軸を持たないため柔らかいという特徴があります。

一方、フェザーとは、水鳥の翼の部分など体を覆う部分に生えた羽軸を持つ羽根のことです。
フェザーには、スモールフェザーとラージフェザーの2種類があり、スモールフェザーのほうがダウンジャケットとしての品質は高いとされています。


フェザーは通気性が高く、羽軸が湾曲していることから弾力性が高いというメリットがありますが、ダウンに比べると保温性は劣ります。

多くのダウンジャケットには、ダウン〇%・フェザー〇% という表示がされていますが、保温性に優れたダウンと、弾力性に優れたフェザーを組み合わせることで、それぞれのメリットを活かし、品質の調整をしているんです。

 

お手入れ方法

原則としてドライクリーニングを勧めています。家庭での洗濯の場合は手洗、陰干しをしてください。

 

保管方法

ダウンジャケットは、通気性が良く、日の当たらない場所で保管してください。
もしクローゼットに保管する場合は、型崩れを予防するために厚みのあるハンガーにかけて吊るし、通気性の良い専用のカバーを付けて、できるだけ洋服同士の間隔を開けて保管するのがおすすめです。
また、クローゼット内には防虫剤や乾燥剤を設置し、羽毛に虫がつかないよう注意してください。

 

ArteSoieLux

アルテソワの姉妹ブランド「ArteSoie Lux」はイタリアミラノ近郊の技術力のある工場とタイアップして素材から縫製までイタリアにこだわり、日本人に合ったデザインの商品が特徴。


「ArteSoie Luc」のダウンジャケットは「アスペジ」商品を作っている工場で作られています。

もちろんダウンは高級なグースダウンを使用、グースダウン80%、グースフェザー20%でとても軽くお洒落なジャケットに仕上げました。
表は無地、裏側はシルク100%でイタリアらしいプリントと最高級の品質とデザインにこだわった大人気商品です。

 



 

 

 

 

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